• ~こころめ~ について

 見え方の程度は弱視から全盲と幅広く、視力と視野、眼位、調節力、眼球運動、 視覚認知など多くの要素から成り立っています。10人いれば10通りの見え方があり、 10通りの支援方法があります。特にロービジョン(弱視)や学習障がい(読み書き障がい) の子どものニーズ を把握するのは難しいと言われています。

 なぜなら子ども自身も自らの見えにくさを自覚しにくく、見えにくさからの不自由を表現することが難しいからです。さらに生まれつきの場合は、はっきり見える経験をしておらず、見えにくいという状態の把握が難しくなります。

 そして、表現力不足・特別扱いされたくない・親に心配をかけたくない・理解してもらえずに諦めの心境・どこに相談してよいかわからないなどから、真のニーズは表面に現れにくいことが見受けられます。支援を行なっていく上で大切なことは、早期に「気づく」ことだと思っています。視知覚分野に精通したスタッフがいることで、子どものサインを素早くキャッチし、スムーズに関わり、個別指導に繋げます。

 子どもたちとその家族を中心に、将来を見据え、地域に根差した支援を行なってまいります。

 

  • ~こころめ~ に関わっていただける方々の資格の一部

視能訓練士、同行支援従業者、特別支援学校教諭、精神保健福祉士、保育士、点字指導員、歩行訓練士、認定心理士、障がい者スポーツ指導員 など